桜木町駅から数分歩いたところに一杯飲み屋さん、すし屋さん、割烹、パーラー（パチンコ屋さん）、バーやクラブ、さらにいわゆる風俗店、等々が立ち並ぶ歓楽街があります。そこが野毛界隈です。野毛といえば明治時代に練兵場があった野毛山がよく知られていますが、そこは市立図書館などがある高台の落ち着いた場所で、別の場所と考えた方がよいでしょう。４０年も前になりますが浪人生の１年間は日の出町にある予備校に通っていたので、野毛山の図書館にも野毛町のラーメン屋さんにも出入りしていました。高校の先輩のＫさん（すし屋の息子）、同級生Ｊ君（野毛商店街のテーラーの息子）にこの辺りを案内してもらったことを懐かしく思い出します。近頃はみなとみらい地区に押されて野毛町も伊勢佐木町も人出が減ったと聞いて一抹の寂しさを感じています。９月のある土曜日に用事があって関内に出かけたついでにちょと寄ってみました。