水納島（みんなじま）は瀬底島からは西方向、伊江島からは南方向にある人口約５０人、クロワッサンの形をした小さな島です。前日に訪れた海洋博記念公園内にある沖縄郷土村のおばあから、いいところだから是非行ってみなさいと薦められたので行ってみることにしたのです。民宿が３件あるだけで観光施設はなにもありません。夏には海水浴客で多少賑わうそうで、売店もでるようです。本部町の渡久地港から真夏には定員６０名の高速船が１日１２便出ていますが、この時期は１日に３便の小型船しかなく、売店も閉まっていてひっそりとしていました。１７人乗りのはまかぜ号に１５分間揺られて水納島の桟橋へ到着してみると、透明度の高い海と観光客の２家族が独占して遊んでいる真っ白い砂浜だけがありました。半日海岸に座ってぼんやりと海と空を眺めてきました。