永年に亘って訪れてみようと思いつつ実現していなかった倉敷に行ってみました。大原美術館、旧倉敷紡績発祥の地、ダジャレではありませんがクラッシクな街並みという予備知識に引きずられて、パンフレットにあるような観光写真を撮ってしまいました。家族を連れての一泊という短い滞在でしたので観光スポットしか行かなかったこともあります。
　街並みは埼玉県の川越、千葉県の佐原と類似していて、期待していた通りの風物が並んでいたという印象です。実際には倉敷を参考にして川越や佐原が街並み保存をしているのかもしれませんが、時系列的に後から訪問した倉敷に感慨が沸かないのかもしれません。しかし、多くの都市がアメリカンスタイル、あるいはヨーロピアンスタイルになる中このような情緒のある街並みを復興し、活用あるいは生活の場とする動きは個人的には大賛成です。いろいろな時代性、いろいろな地域性を感じられる粋な街が全国に沢山出現してほしいと思います。