関内と伊勢佐木町はそれぞれ趣は異なりますが、古くからの横浜の雰囲気を継承する街です。
JR根岸線の関内駅から港側は市庁舎、県庁舎、税関、シルクセンター、裁判所などの官庁街で、お洒落なレストランや落ち着いた小料理屋もあり、今も昔もその雰囲気は変わっていません。
一方、関内駅から伊勢佐木町方面は地元の人が気楽に集まる、何でも揃っているが、それでいて一味違った街になっています。かつて浜っ子の最大の溜まり場であった時代には、イセブラと称して、先端を行くファッション、輸入楽器や雑貨、はやりの洋食や映画を求めて、若い男女、家族連れ、米国兵等でごったがえしました。当時は街全体が拡大発展する熱気に満ちていました。今でもその名残は感じることができます。
東京や横浜駅周辺にはない両地域の大げさでなくそして小粋な雰囲気が好きです。